2019年11月22日
10月22日に行われた「即位礼正殿の儀」みなさんテレビで観ていましたか?
厳かで雅で緊張感の中にも心打たれる感動がありました。
特別な儀式をこの目で拝見出来た事を幸せに有難く思いました。
「即位礼正殿の儀」で使われた「松の間」でケヤキの板張りが使われていたことに感心を持もち調べてみましたのでご紹介致します。
↓興味のある方は宮内庁のHPをご覧ください。
松の間(まつのま)
「松の間」は,宮殿の中央に位置し、広さ370平方メートル(約112坪)で,床は宮殿内では唯一の板張りとなっており,幅約80センチメートル,厚さ4.5センチメートル,長さ約5.4メートルの欅(ケヤキ)材が87枚並べられています。松の間は,宮殿内で最も格調高い部屋とされており,内閣総理大臣と最高裁判所長官の親任式,新任の外国の特命全権大使の信任状捧呈式,勲章・文化勲章の親授式などはこの部屋で行われています。これらの儀式の様子は,両側壁面に設けられた報道室から国民に伝えられています。
そこで、日本の広葉樹の代表格とも言える「ケヤキ」についてその特徴をお伝えします。
神社仏閣に欠かせない木材としては「欅(ケヤキ)=ニレ科ケヤキ属の落葉高木。ツキ(槻)ともいう」があります。
堅くて重たい木材で耐久性があります。
木目が美しく、摩耗に強いという特徴がありますが乾燥までに非常に時間がかかり、加工にも手間がかかります。
古くから建築材の他、家具材、建具材などにも重用されており、高級な木材ともされています。
名前の由来は、「けやきき」という「目立つ」とか、「ひときわ優れている」という言葉からきたものと言われてます。
これからも、木材の【気になる=木になる】をご紹介できたらと思っています(笑)