コアラでおなじみ、ユーカリの木です。植林が薦められていることから環境にやさしい木材として知名度が向上してきており、イタリアで行われるミラノサローネ国際家具見本市2017においては、最も注目を浴びた樹種のひとつとなりました。
材色は桃色~赤褐色と基本的に赤みを帯びており、木肌はやや粗目です。加工性が良く、しっかり研磨すればすべすべと滑らかに仕上がります。
学名 | Eucalyptus L'Hér |
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英名 | Eucalyptus |
科目 | フトモモ科 |
分布・産地 | オーストラリア南東部や南西部、タスマニア島に分布 木材としては、南米他での植林も行われている。 |
材色 | 心材:赤褐色 辺材:桃色 |
木材 | 肌目はやや粗、木目は直通もしくはやや交錯している場合もある。天然の木材は比重も0.6~0.7と重硬だが、植林材は0.4~0.5と軽くなる。加工性は良い。繊維が強く、穴あけ等で毛羽立つ場合があるが、しっかりと磨けばすべすべとした材面となる。腐食に強く、オーストラリアでは水辺の桟橋や土の上の木道等に用いられている。 |
気乾比重 | 0.4~7程度 |
用途 | 桟橋、木道、家具、屋内建具 |