注文したウォールナットを天板にし、キッチン収納を製作しました。
カット精度は非常に正確でした。
LDKは床、家具、造作材もウォールナットを多用したのですが、耳付きや、カーリー杢を取り入れたため、少し主張が強めに。そこでキッチン収納の天板は樹種を揃えながらもアッサリとした印象の接ぎ材にしようと考え、御社に注文致しました。
前扉もウォールナットなのですが、力強い目がでているものを選びましたので、柔らかな表情の天板との対比ができたのではないかと思います。同じ樹種であっても表情が違いますし、色味も違います。これが無垢材の良いところではないかと思います。
本件とは関係ないのですが、今回の新築では造作材の樹種を部屋ごと、木の持つ特性ごとに使い分けました。
(BWN、シカモア、カーリーメープル、アカシア、欅、チーク、ローズウッド、杉、天杉、檜、ブビンガ、ピーラー、レッドシダー)
多樹種を混在させることはスタンダードではないかもしれませんが、どの木も捨てがたいほどの魅力があり、とても一種類には絞れませんでしたので部屋ごとに出材地域を変えてみました。
皆個性豊かな木材ですが、国産針葉樹は他樹種との相性を嫌いませんし、広葉樹同士でも出材地域を揃えてあげると不思議と喧嘩しません。全て無着色ですが、なんの違和感も感じません(主観的に)。部屋が変われば樹種も変わり、表情豊かな家になりました。
これが木目化粧板だとメーカーごとの微妙な違いが目についてしまうのですが、無垢材だと着色無しの違樹種であっても、人間の目はナチュラルに受け入れるようにできているのだな、と再認識致しました。無垢材のチカラですね。
これだけの多樹種を取り扱い、正確な加工する販売店は稀有だと思います。
大変助かりました。この度はありがとうございました。
BY T様
参考:マルトクショップでご購入いただいた木材
材料:
72507
– – – – マルトクショップより - – – – – – – – – – – – –
ふんだんに使われた無垢材がとても贅沢なお部屋ですね!
同じ樹種でも、木の1本1本、産地によっても表情が変わるのが無垢材の面白い所でもあります。
お部屋ごとに造作材を変えたとのこと、ぜひ取材に伺わせて欲しい位です。
また、何か施工の際にはぜひご利用くださいませ^^