2021年8月5日
あなたにおすすめの木材の塗装は?
木材を使ってDIYをしようと思ったとき、多くの方は塗装をどうするか検討すると思います。
天然素材である木材は気温や湿度の変化に弱く、汚れも沈着しやすい素材。
そうした部分をより使いやすくカバーして、木材の美しさを活かすのが塗装の役割です。
どの作品にどのような塗装が適しているかは、ライフスタイルによっても変わるもの。
今回のメルマガでは、マルトクショップ の塗装についてご紹介します。
マルトクショップ で扱っている塗装の種類は?
木材の塗装は大きく分けて木材に浸透する塗装とコーティングする塗装に分けられます。
オイル、ワックス、ウレタン、ペンキなど、その種類は約数十種類。
マルトクショップ では、無垢材・集成材に汎用的に使える2種類の塗装をご注文いただけます。
自然塗料塗装(オイル塗装)
広義の意味では自然素材を原料とした塗料のことを自然塗料と呼び、
マルトクショップ ではその中でもオイル系の塗料を取り扱っています。
表面に浸透するので、木の質感はそのままに、ツヤや色をプラスするような仕上がりです。
一見ナチュラルな仕上がりですが、無塗装よりも汚れや湿度の変化に強くなります。
ウレタン塗装
ウレタン樹脂を含んだ塗料で行う塗装で、木材の表面を透明の皮膜でコーティングします。
マルトクではツヤ無しの塗料を使っていますが、角度によっては光沢があるように見えます。
木目や凹凸がウレタン樹脂で埋まるので、触った感触はツルツルとしています。
マルトクショップの塗装Q &A
Q1.DIYにおすすめなのは?
A.どちらもOKですが、塗装後の加工には注意。
どちらの塗装もDIYにご利用いただけますが、木材購入後に自分でもカットしたり、
複数箇所のビス留めなどがある場合には完成後の自然塗料塗装をお勧めします。
天板の裏面を脚に留めるだけ、などの簡単な加工であれば、塗装後の加工も大丈夫です。
Q2.水回りにおすすめなのは?
A.ウレタン塗装ですが、木材は水に弱い素材。過信しないで。
どちらもお使いいただけますが、水や汚れにより強いのはウレタン塗装になります。
自然塗料の場合はコーティングしていない分水や汚れに弱いので、濡れない用途に向いています。
ただし、ウレタン塗装も野外や高温多湿な場所での使用では木材の変形を防ぎきれない場合も。
水回りのリフォームは他の水に強い素材も取り入れて行うことをお勧めします。
Q3.耐久性が高いのは?
A.メンテナンスができるなら、自然塗料の方が半永久的に綺麗に使えます。
塗装の耐久性に関しては、視点によって変わってきます。
一度塗装した時点での耐久性を比較するならば、ウレタン塗装の方が強いでしょう。
ただし、自然塗料で塗装した木材はメンテナンスが簡単というのが大きな利点。
ひどい汚れがついても、サンディングしてオイルを塗りなおせば新品のように蘇ります。
こまめなお手入れが苦でない方であれば、半永久的に綺麗に使えるのは自然塗料です。
メンテナンスについて:木材の汚れや傷のメンテナンス
今回のメールマガジンでは、意外と悩む木材の塗装についてご紹介しました。
全ての弱点をカバーするような、完璧な塗装は存在しません。
ご自分のライフスタイルや環境に合わせて、より適した塗装を選ぶことが大切です。
お悩みの際は、ぜひご相談だけでも受け付けておりますのでご利用くださいませ。
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