木の基礎知識 マルトクショップ「もくもく通信」

あえてコンセプトを置かないクライミングジム【the factory様】

2018年10月5日

ボルダリングというものを聞いたことはありますか?
小さい頃に木登りをしたように、人工壁にあるホールドと呼ばれるものを掴み、登っていくスポーツです。
今回ご紹介するのは、そんなクライミングジムをされている板橋区にあるthe factory。
「コンセプトは無いんです」と話す店長は、押し付けるのではなくお客様と共に行う空間づくりをということを話してくれました。

 

コンセプトはあえて置かない?

「よく聞かれるんですけど、コンセプトは無いんですよね。
無いというか、決め切るのが良くないと思うというか。

こちらから『こうだ!』ということを押し付けるのではなく、来てくれているお客さんが『こうしてほしい、こういうのもいいよね』ということを言ってくれて。
それを受けて作り上げていくイメージを持っています。

だってお客さんが喜んでくれるのが一番じゃないですか、お客さんが喜んでくれると自分も嬉しいですし!ですので、強いて言えばコンセプトはお客様が心地良く登れる変化を問わないジムですかね。」

「実際に、作っていく過程でも明確なイメージはなかったんですよ。
もともとこのジム自体が、前のオーナーから譲ってもらったものなので、ゼロからではなくリフォームという形を取ったんですよね。」

―その中でマルトクをご利用いただいたのですね。

「そのリフォーム自体も、紹介や知り合いの方、お客さんたちと一緒に作って行きました。
前の店が長かったんですよ、7年くらいやってたのかな。

そこのお客さんが比較的、職人さんとかそういうのが好きな人が多くて、壁紙を貼る職人さんが居たりとか、知ってるよ、とかが多くて。だから何かの店を通さなくてもほとんど自分たちでリフォーム出来たんです。
1ヶ月くらいでできましたね!

理想のイメージも最初はなくて、そういう知り合いの職人さんとかに、
『ざっくりとここをみんなで使える場にしたいんですけど、どうすれば良いでしょうか?』
と聞いたり、
『ここは子供用の場所にしたくて…。』
などを伝えていくと、
『じゃあこの辺から選んだらどう?』
と教えてくれるんですよね。そういった形で進めていきました。」

「ですので、壮大なプランがあった訳ではないんですけど、みんなに協力して貰いながらも、最後は自分で決めていったので統一感は出たと思います。結果としてですけどね!

あと、僕たちは基本的には自分たちで全部やったのですが、それもよかったなあと思います。
やっぱり、実際に作りながらこんな風にしたいとか、ここはこれがないとダメだよねっていう理想が徐々に出てくるじゃないですか。そういうのが臨機応変に対応できたので、よかったですね。

大変でしたが (笑)」

―確かに最初からどんな空間にしたいかと言われても、正直ぴんとこないという方は案外多いです。そういった意味では、自分が考えられる範囲でまず作って行き、その範囲を作っていく中で、空間全体の理想のイメージも徐々に生まれてくる…という形が、作りやすいのかもしれませんね。

 

木材の導入理由は?

「木材を入れたのも、お客さんがそういうことを言っていたからなんですよね。

ボルダリングは、専用のクライミングシューズを履いて行う競技なのですが、大体裸足でやる方が多いんですよ。
なので靴は登る時しか履いてなくて、それ以外の休憩しているときは裸足の状態の方が多いです。

そうなると、床に直接足が触れる機会が多くなる。

だからこそ、触れても不快感のない自然な木材にしようと思いました。
登るときに必要なチョークが付くので、どうしても汚れやすいんですけどね。

だから目立たないようにカーペットにするところや人工芝のところもあるんですけど。
直接肌に触れるところは、誤魔化さず、なるべく木にしたいなあと思って、うちでは木材にしました。

お客さんも喜んでくれているので、よかったです。

あ、そうそう、手伝ってくださった人の中に、デザイン事務所をやってる知り合いがいて、その人が自分の床を張り替える時に『マルトクで買って、良かったよ』って言っていて。そこで御社を知って、僕もお願いしたんですよ。

床材を購入して、自分と前のオーナーと、最終的には間に合わなかったので職人さんを入れて張ったのですが、これも大変でしたね(笑)」

―マルトクの木材で喜んでいただけて、嬉しい限りです。『肌に触れる部分はやっぱり木材にしたい』という方はマルトクのお客様には多くいらっしゃいますね。触れていて心が乱されないというか、やはり人間は自然の素材を求めているということなのでしょうか。何よりジムにくるお客様にも喜んでいただけてよかったです!

 

これまでとこれから

「ボルダリングって、遊びと真剣さのバランスがちょうどいいスポーツだと思うんですよね。

仲間とセッションする時間も、一人で壁と対峙する時間も僕にとっては最高の瞬間で。
そのバランスがいいのがボルダリングだと思います。

今も多くの方に来ていただいていますが、もっと多くの方に身近なものとして親しんでくれたらなあと思います。

あと、僕も板橋区の生まれなので、自分の好きなことでそうやって地域に貢献的なことができたらとか、したいなっていう思いがあるんですよ。だから板橋区の区民限定のイベントを開催したりとかもしてて。

これからも、そこまで気負うことなく、ボルダリング好きなお客様と一緒に楽しみながら営業していけたらなあと思います。」

 

あとがき

ボルダリングというスポーツの性質上、とても大きな空間なのですが、そんな大きな空間でも「コンセプトは無いです。」と言ったことに最初は驚きました。

ですが、話を聞いていく中で、「お客さんが一番大事だし、その来てくれる人たちに一番満足して欲しい。」ということを知り、自分の独りよがりなものではなく、あくまでもお客さんありきの空間を作ろうとしているのだということをとても感じました。

自分が好きなクライミングを、同じくそれを好きなお客さんと共に行えているということで、とても楽しそうにお話ししてくれました。

本当のお客様目線というものを教わったように思います。
そんな場所で、弊社の木材がお役に立てて嬉しいです。
これからも多くのお客様を癒して欲しいですね。

 

こちらが、クライミングジム、ファクトリー様のHPになります。

 

▶クライミングジム the FACTORY

ご興味ある方は覗いてみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 




マルトク店長からのご挨拶


中島弘樹

マルトクショップは、木材(無垢材・集成材・積層材)のフリーカット販売・床材(フローリング材)・ウッドデッキ材の通販専門店です。
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