2011年7月6日
ネジの締め付けなどの基本工具は、やはりドライバーなのですが、小型のカラーボックスなどを制作する場合でさえ、いちいち人力でやっていては大変で作業効率もグンと落ちます。
そこで重宝するのが、「電動ドリルドライバー」です。
「電動ドリルドライバー」はドリル機能とドライバー機能の2つを併せ持っていて、先端のビットを変えることによって、穴あけ作業とネジの締め付け作業の両方が行えます。
これに対して、ドリル機能だけのものを「電動ドリル」、ドライバー機能だけのものを「電動ドライバー」と呼びます。
どれも形状がよく似ているので、ホームセンターなどで購入する場合は注意が必要です。
「電動ドリルドライバー」の大きな特徴は、クラッチが内蔵されており、指定トルクに達するとビットが空回りするようになっていることです。これはネジなどを締め付けていて、あらかじめ指定した力(トルク)以上になると、クラッチが切り離されてドライバーが空回りするようになるということです。
これにより、締め込み過ぎでネジ山を痛めたりすることを防いでくれます。
「電動ドリルドライバー」は、あらゆるシーンに幅広く使えるマルチな工具ですので、これから日曜大工を始めたいと思っている方などには、最初におススメする電動工具といえます。
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