スタッフブログ

木の話

期待の新素材、Jパネル

2019年7月31日

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最近マルトクショップには、無垢材とも集成材とも少し違う新素材が入荷しました!「Jパネル」と言います^^

ただの杉板じゃないか…と思った方は断面をご覧ください。

 

↓木端(長さ方向)

↓木口(幅方向)

同じくらいの厚さの板が三枚、縦横交互に貼り合わせてあるのが分かりますでしょうか?
これがJパネルの最大の特徴であり、このおかげで寸法安定性がぐっと高まっているのです。

 


木材の反りは、下図↓のようにほとんどの場合幅方向に起こります。

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Jパネルは木材の繊維が直交するように縦横で貼り合わせているので、ただ切り出しただけの無垢材と比べて反りや動きが少なくなります。
反りにくいので、固定しないタイプの棚板など通常であれば反り止めが必要な用途でもそのままお使いいただけます。
(大きなサイズの場合は念のためご相談ください。)

杉板で、且つ接着剤の使用量は集成材よりも少ないので軽くて扱いやすいのも利点です。

 

↓裏面はこんな感じ。

表はほぼ節無し(=綺麗な面)なので「片面化粧」と言います。
(完全に節無しではなく、生節もしくは埋め木が少量入る場合がございます。)

裏面と木端・木口はパテ処理した節が入りますのでご注意くださいね。

まだまだ知名度のないJパネルですが、使い道は盛りだくさんの魅力的な素材です。ぜひお手に取ってみてくださいね。

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スポーツに使用される木材

2018年8月9日

もうじき東京オリンピックが開催されますね。

今回はスポーツに使用される木材について書きたいと思います。

 

まずはタモです。タモは野球のバットに使用されます。

タモは粘り気が強く強度が高いので、しなっても折れにくい

性質があります。

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二つ目はヒノキです。ヒノキは卓球のラケットに使用されます。

ヒノキは軽いうえに高反発なので、多く好まれるようです。

 

 


最後はハードメープルです。ハードメープルはスケートボードの

デッキ(板)として使用されます。

メープルはとても重厚なので、よく使われているそうです。

 


普段何気ないところで木材は多く使用されています。

そんなことを意識しながら生活すれば、今以上に

もっと木の事を好きになれそうな気がします。

個性的な「節・白太(ふし・しらた)あり材」に注目

2018年6月21日

節は個性。

よく、空の雲や、天井のシミを眺めていると色んな妄想が広がります。それと同じように、節や節のある板材を眺めていると、なかなか面白いです。そのあたりの事は、以前もブログに書きましたが、工場で節に出会う度に「いい顔してるな」とか「なんだ?」と気をそそる節たちに気持ちが引き寄せられます。

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節、白太が入った無垢材のテーブル。世界に一つだけの材表面の風合い

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節白太あり材には、こういった節が入ります。

昔、節のあるテーブルを使っていた頃の事ですが、引っ越しや模様替えの度に、テーブルの節の位置をどこに来るように配置するか悩んだものでした。

「節は長いお友達」って、どこかで聞いたことのあるようなセリフですが、節はとても個性的です。

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先日、関西へ遊びに行った先のカフェで「激しい節」に出会い驚きました。マルトクでは、禁じ手のコバ面の「死節」です。こりゃないだろうと思いつつも、こういうワイルドさもアリなんだと再認識しました。マルトクではおそらく扱うことはないと思いますが。

「節・白太あり」材の節の種類やサイズの出荷基準が決まりました

そんな、節についていろいろと考えを巡らしていると、マルトクでは「節」の出荷基準が決められました。

 

 

樹木に節はつきものですが、節が入っていない(節の部分を避けて製材されている)無節材の人気が高いですが、コスト面や、個性が珍重されにわかに人気が上がっているようです。

節は埋めて出荷します。

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穴や窪みのある節は、すべてパテ等で埋めて出荷します。

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節のヒビや穴にはパテ埋めして出荷します。(上の穴あき、窪み節の写真とは連動していません)
 

 

節に関するブログを以前にアップしましたが、その後社内で「節」の扱い方について色々検討がされ、「節・白太あり」材の基準がこのほど、決まりました。

マルトクショップの無垢材は、節の無い材と、節や白太(しらた)がある材を取り扱っています。

 

パテ埋めが不要な方は購入時に「節埋め不要」と明記しておいて下さい。

マルトクショップの無垢材の種類の中に「無節」や「節・白太あり」

 

マルトク・スタッフブログ(過去記事「無くて七節。」)

https://shop.woodworks-marutoku.com/kanri/staffblog/2017/11/post-48.html

 

マルトクショップ「無垢材の節について」

https://shop.woodworks-marutoku.com/kanri/shared/data/pop/pop_hushi.html

白太について

2018年5月4日

白太(しらた)って何?

白肌、辺材、白材などと呼ばれている部分の事です。樹木の表皮に近い部分ですから、まだ若い層です。真に近い部分が、白に対して「赤」ということで赤味と呼ばれています。

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左右の表皮に近い部分が「白太」

特に赤味が濃厚な杉などは、白太と赤味の両方が混ざった材の事を「源平材」と呼ばれています。源氏の白、平家の赤というらしいですが、こんなところにも源平の世界観があることに驚きます。

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節白太あり材の「白太」について

マルトクショップの「節」の出荷基準が、このほど定められました。

これまで、節有り材の死節(節が干からびたりヒビが入ったもの)等の出荷時のパテ埋めがケースバイケースで処理されていましたが、このほど「節白太あり」の材は、すべてパテ等で埋めて出荷することになりました。(ご自身で処理される方や、パテ埋めが不要の方は、節白太あり材の購入時に「パテ埋め不要」とご記載ください。

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            節白太あり材のテーブル天板(加工途中撮影)

きらりとアクセントのような「節」や「白太」のある材で個性をお楽しみください。

 

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マルトク・スタッフブログ(過去記事「無くて七節。」)

https://shop.woodworks-marutoku.com/kanri/staffblog/2017/11/post-48.html

 

マルトクショップ「無垢材の節について」

https://shop.woodworks-marutoku.com/kanri/shared/data/pop/pop_hushi.html

パテ埋めが不要な方は購入時に「節埋め不要」と明記しておいて下さい。

 

もくもく通信1周年!!

2018年4月24日

木の基礎知識をわかりやすく紹介する「もくもく通信」1周年を迎えました。

もくもく通信は、日ごろお客様と直に対応している一人のスタッフの発案から誕生しました。

お客様の問い合わせの中で、ホームページだけでは分かりづらいこと、誤解を生みやすいこと、解釈が難しいことなど、そういった問題を解決できないかという思いが募り「マガジン構想」が生まれました。

そして、昨年これまでお問い合わせの多かったものの順に、企画を立てて更新して来ました。

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もくもく通信の創刊号「ムクとシュウセイ」の社内用の印刷版。
PDF(web版)をダウンロードしてプリントアウトできますのでご活用ください。
 

そんな思いが通じたのか、お客様からの注文に少しづつ変化が生じてきました。それまで、あまり多くなかった加工のご注文が増えたり、事前にもくもく通信を読まれてから細かな加工の注文を頂くお客様も少しずつ増えてきました。

なにより、お問い合わせのお客様に、電話口だけでは説明しきれない事など「もくもく通信をご覧ください」とご案内したりできるようになり、僅かずつ木材の知識が浸透しつつあるように感じています。

木材の注文は、プロなら容易に注文できますが、初めての方や、DIY愛好家にの皆様にも木の基礎を知っていただいて、豊かなウッディライフを広めようと思い、昨年スタートしました。
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もくもく通信編集デスク兼受付で励む編集部員


先輩たちに聞きながら、木に触れながら、実験などしながらの一年でした。
編集を通して、木の持つ深い魅力は何だろうと日々その思いは募ります。

今後のテーマは、「節について」や「面取りや穴あけなどの加工について」「DIY入門」などを予定しています。
皆様に喜んでいただけるマガジンづくりを目指してゆきますので、ご意見、アイデアなど頂ければさらに励みます。


mokumoku_pdf.jpg現在、もくもく通信は、各テーマ完結ごとにPDF化してダウンロードができます。ぜひご利用ください。

 

【もくもく通信】マルトクショップ

https://shop.woodworks-marutoku.com/kanri/mokumoku_index/

 

 

 

 

カバとサクラについて

2017年12月20日

最近マルトクショップでは、国産山桜国産カバ桜が新しくラインナップに加わりました。 その商品紹介文を書きながらふと思ったこと。 『サクラ・カバザクラ・バーチ…分かりにくい!』 そこで、私なりに勉強したことを今回はご紹介しようと思います。
カバ桜と山桜はまったく別の木材

カバ桜、山桜と両方桜という名前を冠して流通していますが、植物でいえばこの二つは別の木です。
カバ桜は樹木としては「樺(カバ・カンバ)」と呼ばれ、山に生えている白樺などの仲間です。
対して山桜は、お花見で有名なソメイヨシノなどと同じバラ科の植物。
全く違う木ですが、カバ桜は山桜と木目や材質がよく似ていることから代用品として使われており、
「カバ桜」として呼ばれるようになった…というのが呼び方の成り立ちのようです。

ワイルド系山桜、お上品系カバ桜

実際に見比べてみると…いかがでしょうか??

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↑国産の山桜。サクラの仲間なので、カスリが目立ちます。(そこはブラックチェリーと同じですね。)
肉眼で見ると少し緑っぽいスジも見えて、ワイルドな雰囲気。

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↑こちらは国産のカバ桜。赤身部分が多いと本当に似ています。少しお上品な雰囲気?(個人の主観です)
裏側は白太なので、明るい色でツヤがあります。
ちなみにバーチはカバ桜と同じカバの木です。
一般的には北米産のカバ材をバーチと呼び、マルトクショップでもそのように扱っています。
カバ材の名称
呼び名 産地 取扱
バーチ 北米産 無垢材フリーカット
カバ桜 国産 無垢材フリーカット
カバ桜 中国産 集成材フリーカット

 

質感は確かに似ています
カバ桜と山桜、代用されるのもうなずけるなぁと一番感じたのは木肌の質感です。 もちろん木材は生き物なので個体差も多分にありますが、触り心地がとても似ています。 きめが細かくなめらかで、しっかりと重く、すべすべしていて気持ちいいです。    
カバサクラは山桜よりも一角落ちるのか?

「山桜の代用品」と聞くと、「じゃあ山桜の方が良い木なのね!」と思う方も居るかと思います。
実際に、その希少性の高さから山桜の方が「高級材」として扱われている場合もあると思います。
では、カバ桜が木材として劣っているのか?と聞かれると、そんなことはありません。


カバ桜はしっかりと硬く目が詰まっていて、製材した時の面もとても綺麗です。
塗料のりも良く、仕上がりは美しい艶があります。

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美しく、加工性も良く、品質の割に手頃。それがカバ桜(バーチ)の魅力かもしれません。


ちなみに銘木ブラックチェリーは桜の仲間

美しい飴色で有名なブラックチェリーは、山桜と同じバラ科の植物です。
マルトクで取り扱っているのは北米産の材です。


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↑加工途中のブラックチェリー。無塗装でも赤みがはっきり綺麗です。(※板によって差があります)
山桜と同じく、カスリやガムポケットが見えます。


木材はよく似た種類であっても産地やメーカーで名前が違ったり、
全然違う種類の木が似たような名前で売られていたりと紛らわしい扱いをされています。
実際に、同じ木でも産地によって大きく色味や品質が違ったりします。

↑こちらは両方カバ(バーチ)のフローリングです。産地の違いでだいぶ木材の表情が違います。


木は生き物なので、極端な話をすれば板の一枚一枚でも全然雰囲気が違ったりします。
知れば知るほど奥深く、面白いのが木材の世界です!このブログが皆様の木材選びの助けになれば嬉しく思います^^

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本日の出荷目安
本日の正式注文
(入金確認)から
無垢材 営業日
集成材 営業日
加工・塗装が無い場合の出荷目安です。正式な日程はお見積りメールをご確認ください。

NP掛け払いできます


マルトク店長からのご挨拶


中島弘樹

マルトクショップは、木材(無垢材・集成材・積層材)のフリーカット販売・床材(フローリング材)・ウッドデッキ材の通販専門店です。
無垢材・集成材をお好みの寸法にカット、木材のサンプルを送料無料でお届け、施主支給など、お客様のニーズにあわせたプランをご用意しています。