2011年6月17日
どんな方でもドライバーを使用した経験があるのではないでしょうか。
ドライバーは最も一般的な工具で木ネジなどの締め付けや取り外しに使用します。
一口にドライバーといっても色々な種類がありますが,大きく分けると+(プラス)と-(マイナス)の2つに分けられます。
どちらにもサイズ(番手)があり,使用するドライバーのサイズ選びを間違うとネジ山をなめてしまう事になります。ネジ山をなめてしまった時の絶望感といら立ちといったら,経験した人でなければ分かりませんよね(笑)。
ドライバーのような簡単な工具にも使用方法にコツがあります。
それは「垂直にあてて押しながら回す」です。ネジ山は斜めに溝を切ってあるため,構造上なめやすくなっています。
まずは,ネジに対して垂直にドライバーをしっかりとあてましょう。この時にドライバーのサイズがネジと合っているかを確認します。プラスドライバーでいえば,よく使われるサイズはNo.1~3くらいだと思います。
そして,「押しながら回す」のです。この「押しながら」というのがネジ山をなめない最大のコツになります。
押す力と回す力の配分は「押し7:回し3」と言われるくらい,押しが重要になります。
錆びついたり硬いネジを外そうとする場合は,「押し8:回し2」と押す動作にかける力を大きくしていきます。
これを意識すればもうネジ山をなめることは無くなるでしょう。
« ホワイトオーク&レッドオーク ミズキ »