2022年9月1日
マルトクショップ にはお客様からのDIY作品の写真が毎日たくさん送られて来ます。その中でも群を抜いて作品数が多いのが、各種テーブルと棚です。特に棚に関しては、各家庭や使うシーンで必要な機能が大きく異なるために、DIYで製作するメリットの大きな家具。今回のもくもく通信では、この「棚」の作品を用途別・デザイン別でご紹介します。
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【棚をDIY】ピッタリサイズの棚を作ってみよう(前編)
棚のDIYに!アイディア金物5選
引き出し・戸棚に!アイディア金物紹介
目次
– 2.デスク周り
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美しく整理されたウォールナットの収納
棚はDIYにおいてもとても人気の家具。「私の家に棚は一つもありません」という方はおそらく居ないかと思います。生活に必須であるからこそ用途やバリエーションが多岐にわたり、目的によって求められる形が大きく異なる家具でもあります。一般的だからこそ魅力的な市販品もたくさん販売されている棚ですが、手の届く価格で本物の木材を使えるDIYも人気です。
調理器具を美しくディスプレイ
例えば本や調理器具などはとてもポピュラーな収納物ですが、サイズは案外バラバラなもの。市販のカラーボックスなどを購入して、いざ収納しようとしたら1つだけ入らないものがある…!と悔しい思いをしたことがある方は、棚のDIYがオススメです(笑)もちろん棚板の位置を調整できる家具はたくさん販売されているのでこれだけではDIYする動機づけとしては弱いかもしれませんが、一つの要素にはなるかと思います。
階段の角度に合わせてDIYしたラック
一時期収納用語で「シンデレラフィット」という言葉が流行りました。棚に関しても、やっぱり家のスペースにきっちり収まれば嬉しいもの。特に縦方向(天井と床の間)を調整できる棚は数多く販売されていますが、棚板の幅を細かく調整できる製品はあまり多くありません。きっちりとフィットして見た目の美しい棚をDIYするメリットは、見た目的にも機能的にも大きいものです。
居間とデスクスペースを区切るディスプレイラック
せっかくサイズや機能がピッタリな棚を見つけても、色や素材が好みじゃない!というのは既製品でありがちなお悩みかもしれません。テーブルや椅子などは機能がシンプルなだけに、大きさと見た目だけに着目して選ぶことも可能ですが棚はそうは行きません。DIYであれば、素材や見た目は自分次第。更に、本物の木を使ったチェストや棚をピッタリサイズでオーダーしようと思うと、福沢諭吉が十人単位で旅立って行きますが、DIYであればコストは半分以下に抑えられます。こだわりのある方や腕に覚えのある方がDIYを選ぶのは、結局この部分が大きいように思います。
シンプルなアイアンで洗練された印象に
作り方にもよりますが、シンプルなオープンタイプの棚は比較的DIYが簡単な家具です。昨今のDIYブームのおかげで一昔前に比べて金物のバリエーションも増え、お洒落な棚受けや棚柱がたくさん販売されています。カット木材と好みのデザインの金具を購入すれば、ビス打ちだけで簡単にボリュームのある棚をつくることが出来るので、棚づくりは初心者からプロまで取り組みやすいDIYです。
お客様の作品を選定しているとついつい魅入ってしまうのは、やはりディスプレイ用の棚。作った人の趣味や感性がはっきりと見える飾り棚は、納得行くものができるととても満足度が高いもの。ぜひ、自分の夢を詰め込んだディスプレイにチャレンジしてみてくださいね。
在宅勤務という形態がぐっと市民権を得たこの3年で、一番増加したのがデスクのDIY作品です。デスクそのものももちろんですが、長い時間を過ごす仕事机だからこそ、その収納にもこだわると快適に過ごせます。趣味に仕事に、素敵な「自分の城」を作ってみてくださいね。
キッチンは家の中でも特に「複数種類の物」を「わかりやすく収納」するメリットが大きい場所。ついつい後回しにしがちですが、多い人では一日に何回も立って作業する場所だけに、一度気合いを入れて環境を整えるのも一つの選択です。
意外と事例写真を多く頂くのが、天井に取り付けるタイプの吊り棚です。頭上の空間を利用することで、生活空間を広く保つことができます。取り付けが天井となるので、くれぐれも落下しないように強度の確認は必須。心配な方はリフォームや新築建設時に施主支給での取付もおすすめです。
部屋の広さや天井の高さはそれぞれだからこそ、DIYするメリットの大きい壁面収納。パーツが多く、部材が大きくなるのでちょっと準備と時間が必要なDIYではありますが、完成した際のインテリアへ与える影響は絶大です。
ご自宅に中途半端な空間はありませんか?賃貸なら仕方ないと目を瞑って過ごせても、住宅購入の際にはぜひそうした隙間も活用したいですよね。サイズ調整が可能な家具も巷には出回っていますが、きっちりピッタリ、必要な枚数の棚板で!作ることができるのはDIYだからこその特権です。
一昔前とは異なり、静かなDIYブームが続いている昨今では便利でおしゃれな金物がたくさん販売されています。市販の金物を活用すれば、DIYのハードルがグッと下がるので特に初心者の方、手間なくDIYしたい方におすすめです。
棚はどんな家にも絶対にあるからこそ、そのバリエーションは千差万別。DIYだからこその自由度を活かして、ぜひ自分だけのデザインに挑戦してみてくださいね。特に大きい棚を作ったりする場合は、木材の強度や設計などご不明点も多いかと思います。マルトクショップ では購入前のご相談も個別に受け付けておりますので、ぜひ下記のお問い合わせフォームよりご相談ください。
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