インドネシアでは王室御用達とされる高級木材です。
硬い材質ですが加工が容易で、家具や建材に多く使用されます。材質が比較的重硬なため、船舶用材や内装造作材、床材などに用いられています。
明るい材色なので、棚や天板等で上品な白木風に仕上げたい場合にはぜひお勧めしたい素材です。
学名 | Annonaceae spp. |
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英名 | Mempisang |
その他の名称 | Mogili、Nwa-la-byut、Tam yao、Bolon、Pisang pisang、Akau、Karai、Bantian batu |
科目 | バンレイシ科 |
分布・産地 | インド、スリランカ、中国、フィリピン、マレーシア、インドネシアに分布 |
材色 | 淡黄褐色もしくは黄褐色で、やや帯緑色味 ※心材と辺材の差はほとんどない |
木材 | 肌目はやや粗からやや精で、木目はかなり通直 重硬で、製材、加工ともに比較的容易 硬くて粘りがあり強度に優れている |
気乾比重 | 0.55 ※種によってかなりの幅があり、0.3から0.9 |
用途 | 建築構造用材、家具、スポーツ用材、農機具用材、パーケット床材、道具の柄等 |
メモ |