栗
日本人にはなじみの深い、国産の栗の無垢材です。
色味は淡い黄灰色~褐色の木目がはっきり出る美しい材で、昔から家具や建材等様々な用途に使われてきました。
どこにでも使用されている一般的な材ではありませんが、栗材にこだわって家具等を作っている職人等も居るくらい、くるいの少ない良質な材でもあります。
- 学名
- Castanea crenata
- 英名
- Japanese Chestnut
- その他の名称
- シバグリ、ヤマグリ
- 科目
- ブナ科クリ属
- 分布・産地
- 日本と朝鮮半島南部原産。日本では北海道西南部から本州、四国、九州に分布
- 材色
- 心材:淡い褐色
辺材:やや褐色を帯びた灰白色
心材と辺材の色の差は明確
- 気乾比重
- 0.44~0.78
- 用途
- 建材、家具、車輛、枕木、土木、土台、橋梁、漆器、彫刻 等
日本では古くは縄文時代から使われていたとも言われている
- メモ
- 国産の希少な材である
