桧(ひのき)はわが国の針葉樹中、材質が最も優れている木材としてとても有名です。
桧(ひのき)は仕上がると、美しい光沢があり、特有の芳香があるので、材料としての価値が高い木材です。
心材の耐朽性が高く、よく長期の水・湿度に耐えるのが特長です。
建築のほかに彫刻、家具、俎板(まないた)車両、船舶、電柱、枕木、桶、風呂、曲物など幅広く使用されており、日本最古の木造建築、法隆寺にも使われている木材です。

学名
Chamaecyparis obtusa
英名
Japanese Cypress
その他の名称
檜、扁柏
科目
ヒノキ科
分布・産地
福島県東南部以南の本州・四国・九州に分布、天然生は木曽、高野山、高知県西部で造木は尾鷲、吉野、天龍などの産地が有名
材色
心材:淡紅色
辺材:淡黄白色
気乾比重
0.41
用途
建築(柱・土台・建具)、彫刻、家具、俎板(まないた)車両、船舶、電柱、枕木、桶、風呂、曲物
メモ
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