木の基礎知識 マルトクショップ「もくもく通信」

夏は木材が反る!原因と対策

2025年7月25日

木材販売・加工のマルトク
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夏は木材が反る!原因と対策

※バックナンバーはページ下方にございます。

 

 

夏は木材が反る!原因と対策

細い棒をかませ、重ねて保管することで劣化を防いでいます

一年で最も高温多湿な6・7・8月は木材にとって一番過酷な季節。
どんなに工場で完璧に仕上げた木材でも、その後の環境で簡単に反ってしまう、
木材通販のショップにとって一番悩ましい季節でもあります。

 

もくもく通信 木材の反りの修正

 

 

 

高温多湿な夏は木材がすぐに変形します

マルトクショップでは、出荷時の木材の含水率が10%前後になるように調整しています。
他の季節であればその後あまり問題は無いのですが、こと梅雨から真夏にかけては、
輸送中や施工までの環境によって簡単に15%程度まで含水率が上昇してしまう
ことも。

こうした水分量の変化は木材の反りや歪みに繋がる1番の原因です。

 

もくもく通信 木材の反りの修正

 

 

 

夏に購入した木材は特に湿度管理に気をつけて

反り止め加工をした天板

夏の湿度や温度の変化で施工前に木材が歪んでしまうのはもちろん、
含水率の高い状態で施行した木材が冬など湿度が下がったタイミングで反りが出ることも。
購入後の反りや歪みを防ぐための対策は下記のようなものがあります。

1.塗装…反りや歪みを防ぐなら特にウレタン塗装がおすすめ
2.反りどめ・固定…なんらかの金物で幅方向を固定する
3.一年は環境管理に気を使う…急激な温度と湿度の変化が無いようにする

この3つを守るだけでも、あからさまな反りやねじれは少なくなります。

 

もくもく通信 木材の反りの修正

 

 

 

 

それでも反ってしまった時は?

 

反りが軽度な場合は、まずは凸面を下にしてしばらく置いてみましょう。
それでも直らないようであれば、水分調整や荷重で調整する方法もあります。
過去のもくもく通信でもまとめていますので、ぜひご参照ください。

 

もくもく通信 木材の反りの修正

 

 

 

 

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