木材通販のマルトクショップ

今回のお客様訪問は香川県にある材木屋と建築設計を営む、多田木材店さまに取材をさせていただきました。
一棟一棟、最初から最後まで、お客様の生活スタイルやご要望に寄り添った家づくりをしています。

 

Q.なぜ、家づくりに関わることになったのでしょうか？

ー 材木屋なので、仕事をする中で家づくりに関わりのある、工務店さんや建築業者さんなど、たくさんの方と触れ合う機会がありました。そこで、家づくりに興味が湧き、大学で建築について学ぶきっかけになりました。

大学卒業後も、建設会社につとめ資格も取得し、設計や工務店業にも挑戦するようになりました。
自分で考えたものが形になって出来上がった時、それまで頑張ってきた苦労が全て吹き飛ぶくらいの楽しさが
あるのでこれからも家づくりに関わりたいです。

 

材木屋が建築をすることに反発はありましたが、それでも家づくりが楽しいから続けることができました。(4代目社長)
建築業に入ったのは、父である社長の影響です。(5代目社長)

 

Q.家づくりで普段考えていることはありますか？

ー 選択肢の多い時代の中で、お客様は似たような商品の中から選びます。
そんな選択肢が多いなかでも、多田木材店の家を能動的に選んでくれるような家づくりを普段から考えています。

実際は、あまり宣伝を出していないので建築をしていることを知っている人があまりおらずひっそりと続けていますが、その中でも多田木材店を探し、選んでくれたお客様には本当にいいと思えるものをどんどん提案し、全力で応えています。

 

Q.今回の家づくりに対するこだわりを教えてください！

ー 今回、ご紹介するお家は、定年間近の夫婦のお家です。
街の中心部、人通りも多い道路に面する敷地で、どれだけ自由に過ごせるかを意識して設計しました。
間取りは、LDK・玄関・２階のフリースペースなど、あまり建具で仕切っていないのがこだわりです。

生活の中で、薪ストーブを楽しむ、音楽を楽しむ、菜園を楽しむ、犬と楽しむ、料理を楽しむ、団欒を楽しむなどの様々な楽しみが分断されず一体で楽しめるような空間で、整理もきちんとできるように考えています。

 

▲玄関ポーチから勝手口までの一続きの軒。

 ▲蛇籠じゃかご(鉄鋼の中に庵治石をいれて固めたもの)と薪ストーブ用の薪を組み合わせた外構

 

▲道路面にあえて設けた大開口の窓と吹き抜け。（薪ストーブの後ろの壁がアクセント）

 

 

今回の物件だけではありませんが、既製品とは違う、材木屋だから提案できる木材を使った家具など、本物の家づくりにこだわっています。
そのために、内装の照明の明るさや配置なども意識し、いかに本物のポテンシャルを引き出していけるかを考えてつくっています。そうした、細かい内装にもこだわりを持つことでお客様にも愛着が湧くと思っています。

 

Q.今後どんな家づくりに挑戦したいですか？

ー 既製品をつかうと、設計も現場も簡単に納められますが、あえて難しい設計や面白い材料などをつかうことで
新しい一点ものの建築に挑戦することができると思います。
誰が設計、監督をしても同じ量産的な家づくりではなく、その中で、自分たちの良いと思える一点ものの建築を追い求めてゆき挑戦したいです。

そして、一緒にお客さまにも、家づくりのワクワク感などを楽しんでくれたらとても嬉しいです。
これからも、同じ気持ちを持ったスタッフや仲間と一緒に挑戦してゆきたいです！

 

 

あとがき

― 今回は、材木屋と建築設計を営む（株）多田木材店さまをご紹介させていただきました。
取材には、なんと社長お二人から貴重なお話しを聞くことができ、とても嬉しく思います。
家づくりに対する、強い想いやこだわりを持って取り組んでいる姿とても素敵です。

材木屋なので、家づくりの材料から設計まで考えることができ、多田木材店さんだからできる
提案や魅力をより知ることができました。これからも、本物の木を使った味のある家づくりで、
お客様の生活を豊かにしてゆくことを楽しみにしております。
一度、内覧会など機会があれば、是非お邪魔させていただきたいですね(^^)

 

▼多田木材店さんのHPはこちらから

 

 

 

 

 

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