2019年11月28日
貫禄の最高級木材「チーク」のご紹介
ウォールナット、マホガニーと並び世界三大銘木のひとつ、高級木材「チーク」をご紹介します。
チークは見た目良し、材質良しで昔から重宝されてきた優良な木材で、多くの愛好家がいる代表的な高級材。
その美しい色と質感から、「木の宝石」とも呼ばれている人気材です。
チーク材には天然の油分が含まれているので、水に強く、耐久性に優れ、腐りにくいのが特徴です。
その材質から、昔の船の甲板や内装にチークが使われていたのは木材好きには有名な話。
今でも多くのヴィンテージ家具が美しいまま残っていて、何世代にも渡って使える強靭性を証明しています。
高級木材の代表格であるチークですが、製材した直後は色が浅く、あまり美しくないのはご存知でしょうか。
年月を経ることで天然の油分が材面に染みでて、独特の美しい色味に変化。
その美しい色は「金色」と例える人もいるくらい、独特で魅力的な色彩を持っています。
その人気は高く、木材の塗料には「チーク色」という名前で販売されているものもあるくらいです。
内部に油分を含んでいるチーク材は、使い込むごとに色だけでなくなめらかな肌触りに変化して行きます。
上手にお手入れしながら使用したチーク材は、ワックスをかけたようになめらかな質感です。
無垢材の魅力の一つである経年変化を楽しみたいなら強くお勧めしたい木材です。
今回は世界三大銘木のひとつ、チークをご紹介しました。
樹種によって大きく違う木の色や木目。ぜひ自分の好きな木を見つけてみてくださいね。
木材のコーディネートやおすすめなど、ぜひお気軽にお問い合わせください。